スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

食用犬と愛玩犬、頭で区別の感覚は?


全ての韓国人ではないのですが、韓国では犬を「食用犬と愛玩犬の2種に区別」している人たちが大勢います。日本人には理解しがたいこの感覚なのですが、それがどういったものなのか、犬を鳥類に例えて説明してみます。


[以下のように置き換えてみると分かり易くなります]

食用犬 → 鶏(ニワトリ)
愛玩犬 → インコ


*** 犬を鶏と、インコに例える ***

遠い昔、韓国人の全てではないけれど、家の周りで鶏(地鶏)を飼い、薬の代わりのような感覚で時折、潰して食べる人たちがいた。朝鮮戦争の前までは鳥類を愛玩用に飼うなんて習慣はなく、名前をつけて可愛がることもなかった。
鶏は牛や豚のように手もかからないので、放し飼いで人間のごはんの残り物をあげてさえおけばよい。



朝鮮戦争後食べるものがない貧しい時代に、鶏を専門に大量飼育して売る業者が現れた。=ブロイラーの生産が始まる。
誰でも簡単に飼育のできる鶏は、手軽にお金を稼げる手段でもあった。
この鶏肉は食べるものに事欠くこの時代に、人々の貴重な蛋白源になたっため、一般に普及していった。



その後、経済の急速な発展にともない国が豊かになるにつれ、先進国から文化や生活スタイルとともに、インコという「可愛い鳥を愛でる」習慣も入ってきて、急速に広がる。 ただし、愛玩動物に対する国民の意識はそう簡単には向上しないため、興味本位からちょっと飼ってみた後に放棄されるインコたちは後を絶たない。



鶏がお金になる国で、鶏を売ってお金を稼ごうとしている人たちにとっては、鶏であろうがインコであろうが゛肉にしてしまえば判別がつかない“ので、遺棄インコ、迷いインコ、盗んできたインコなども全て鶏肉と偽って売っている。

愛玩用の鳥の中でもインコや文鳥のように小さな鳥は補薬という漢方的飲み物を作るときにそのまま煮出してしまえば良いし、大型で肉の多いオウムや九官鳥なら、毛さえ取り除けば、鶏と見分けがつかない。

ただし、一般の人の認識では「インコなんて鶏肉として売られてるはずがないよ。あんなの食べたら不味いに決まってるじゃない。」と、インコやオウムも市場に出回っていることを知らない人が多いし、その事実を聞いても信じる事ができない。

そして、その心理を利用して鶏肉業者の言うもっともらしいセリフはこうである。

「食べるのは、食用のために専用に飼育しているブロイラーだよ。食用のための家畜なんだから食べても良いし、体にも心理的にも何の問題もないんだよ。」

「鶏は食べても良いのだよ。なぜならインコのように愛玩用の鳥を食べるのではないのだから。食用の鳥を食べるんだから。」

こうして人々の意識の中で「食用の鶏」なのだから(或いは、食用の鶏であるなら)、「食べる」という行為に、違和感がなくなっていく。

結果、「鶏は食べるための鳥。インコは愛玩用の鳥。」という様に頭の中で区別されていく。


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。